ニキビ・肌荒れ
2017年03月22日更新 2017年03月16日公開

肌荒れ・ニキビの原因にもなる腸内環境の乱れとは

ニキビや肌荒れは皮膚科で治療できますが、腸内環境が乱れていると、何度でも肌トラブルが起こる可能性があります。今回は、腸内環境の乱れと肌トラブルの関係についてドクター監修の記事で解説します。

ニキビに効く食べ物を積極的に摂取することで、ニキビができにくい状態を作ることができます。また、間違ったスキンケアはニキビを招く要因になるので注意が必要です。

ニキビは体の内側からの食べるケアも重要

ニキビは、皮膚科などで治療を受けることができます。ニキビに対して有効とされる薬を使用しますが、それだけでは完全にニキビを解消させることは困難です。ニキビの改善に効果が期待できる食べ物を積極的に摂取して、身体の内側からケアしましょう。

腸内環境の悪化がニキビや肌荒れを招く

人の腸には、善玉菌と悪玉菌、そしてこれらのどちらにも変化できる日和見菌が常在しています。日常的に脂質の摂取量が多かったり不規則な生活をおくっていたりすると、悪玉菌が増殖して腸内環境が悪化します。そうすると、便秘になって腐敗物質が発生します。腐敗物質を便として排出できないと、血液中に溶けだして全身に循環します。そのため、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなります。

また、便秘は肌のターンオーバーをつかさどる自律神経の機能を低下させるともいわれています。その結果、肌の角質層の水分が減少し、腸管から十分な栄養を吸収できなくなるので、肌に栄養が届きにくくなって肌トラブルを引き起こします。

キレイな肌を作ることは腸内環境を整えること

腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整えることができれば、便秘の改善が期待できます。そして、ニキビや肌荒れがないキレイな肌を作ることができます。善玉菌の中でも有名なのが乳酸菌です。乳酸菌には、肌荒れを防ぐとともに肌のキメを整えるビタミンB群と、皮膚の再生を促進させるビオチンというビタミンの生産をサポートする働きがあります。

ニキビのケアに効果が期待できる食べ物

ニキビのケアに効果的とされる食べ物は多数存在しますが、さまざまな食べ物をバランスよく摂取することが大切です。特に、次のような栄養素を積極的に摂取することが望ましいです。

・βカロテン

体内でビタミンAに変化して、肌の再生を促進させます。モロヘイヤやブロッコリー、にんじん、かぼちゃ、にらなどに含まれています。

・ビタミンC

肌の老化を招く活性酸素に対抗する抗酸化作用を持つ栄養素です。コラーゲンの生産をサポートすることで、丈夫な皮膚や血管を作ります。大根やブロッコリー、ピーマン、オレンジやキウイなどに含まれています。

・ビタミンB1とB2

ビタミンB1は豚肉やうなぎ、たらこなど、ビタミンB2は納豆やブロッコリー、鶏レバーなどに多く含まれています。ビタミンB1とB2には、皮脂の分泌を調整して色素沈着などの肌トラブルを防ぐ働きがあります。

・ビタミンE

ホルモンバランスを整えて、ニキビができにくい肌を作るのに役立ちます。アーモンドやイクラ、タラコなどに多く含まれています。

腸内細菌をイキイキさせる食品

腸内の善玉菌を増やす働きのある食品は、次の2つです。

乳酸菌を含む食品

乳酸菌は、ヨーグルトや乳酸菌飲料に多く含まれています。この乳酸菌を多く含む食品を摂取し、善玉菌を継続して補充することで、腸内環境を整えることができるといわれています。善玉菌は生きて腸まで到達しなければ効果を発揮できないといわれることがありますが、これは半分正解で半分間違いと言えます。「善玉菌を補充する」という目的は達成できませんが、死んだ善玉菌を構成する成分にも腸内環境を整える作用が期待できるので、結果的には便秘の改善に繋がります。

食物繊維やオリゴ糖を含む食品

食物繊維やオリゴ糖は、善玉菌の栄養源となるといわれおり、それを腸に送りこむことで、善玉菌の増殖を促します。オリゴ糖は、玉ねぎやにんにく、アスパラガス、ごぼうなどに多く含まれています。市販のオリゴ糖製品を摂取する場合は、1日あたり2~10gの摂取に留めましょう。急にオリゴ糖を摂取すると、腹部膨満感や下痢などの症状が現れることがあります。この場合は、複数回に分けて摂取したり、摂取量を減らしたりするとよいでしょう。

スキンケア面で注意すべきニキビ対策

どれだけ腸内環境を整えても、毛穴がつまっているとニキビの原因となってしまうため、ニキビ対策をするうえで、正しく洗顔することが重要となります。間違ったスキンケアでニキビの悪化を招かないためにも知っておきたい、洗顔について詳しく見ていきましょう。

(1)手を洗う

汚れた手で洗顔をすると、肌荒れを招くおそれがあります。

(2)メイクをしている場合はクレンジングする

クレンジング剤でメイクを浮かせてから、保湿成分が含まれたコットンなどでやさしくふき取りましょう。

(3)素洗い

水かぬるま湯だけで洗顔しましょう。

(4)洗顔料で顔を洗う

洗顔料を十分に泡立てて、額、目の周り、頬、口の周りへと円を描くイメージで洗っていきましょう。

(5)しっかりすすぐ

約30回、水かぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。熱い湯ですすぐと、皮脂を取りすぎてしまい、かえって肌トラブルのリスクを高めます。

(6)柔らかいタオルでふき取る

顔についた水分を柔らかいタオルでやさしくふき取りましょう。

(7)保湿する

洗顔後の肌はバリア機能が低下しているので、化粧水や乳液などで保湿しましょう。

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