乳酸菌
2017年03月22日更新 2017年03月16日公開

日本人になじみ深い乳酸菌シロタ株とは

胃液・胆汁などの消化液にも強く、生きたまま腸に到達して悪い菌を減少させるといわれる乳酸菌シロタ株ですが、日本では1935年から活躍するなじみ深い乳酸菌です。乳酸菌シロタ株について、ドクター監修の記事で解説します。

乳酸菌シロタ株は、有用菌であるビフィズス菌を増やし有害菌の増殖を防ぐ役割を担っています。腸内環境を整える乳酸菌シロタ株の身体への影響や健康効果について見てみましょう。

乳酸菌シロタ株とは

乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT

9029)は、別名をラクトバチルス・カゼイ・シロタ株といい、1930年に発見されました。特徴は、胃液・胆汁などの消化液に強く、生きたまま腸へ到達して有害菌を退治する乳酸菌をより強化し、腸内の悪い菌を減少させ、腸内に存在するビフィズス菌を増やします。これにより、有害物質の生成を抑えて腸内環境を改善し、おなかの調子を整える作用があります。

乳酸菌シロタ株の特徴

乳酸菌シロタ株の特徴により、体内にとり入れることで以下のような作用や効果に期待ができます。

乳酸菌シロタ株の特性と働き

乳酸菌シロタ株は、胃液や胆汁のような強い消化液にも負けないような強化培養をされており、生きたまま腸まで届く特徴があります。乳酸菌シロタ株の働きは、腸内の有用な菌を増やすことや腸の運動を促進することによって便秘を改善するといわれています。また、腸内での有害菌の増殖を抑え、有害物質の生成を抑えたりすることで腸内環境を整えます。その他にも、免疫力を整え身体の抵抗力を高めると考えられています。

乳酸菌シロタ株の整腸作用

腸内環境を良好に整えるためには、腸内の有害菌をできる限り減少させることがポイントになります。体外から摂取した有用菌が腸内で働くためには生きたまま腸に届くことが必要ですが、乳酸菌シロタ株は胃腸・胆汁などの強い消化液にも負けないことが分っています。その生きたままで腸内に到達した乳酸菌シロタ株は、もともと腸内に住む有用菌のひとつビフィズス菌を増やし、有害菌である大腸菌群を減少させる働きがあります。また、有害菌を増殖させる有害物質の生成を抑制する作用もあるため、乳酸菌シロタ株を摂取することで整腸作用が高められると考えられています。

乳酸菌シロタ株が身体にもたらす影響

乳酸菌シロタ株が身体にもたらす影響を調べるさまざまな臨床試験や研究が行われており、乳酸菌シロタ株に期待される効果・効能がわかってきています。

腸内環境の改善と腸内有害性産物の抑制

さまざまな臨床試験の結果、乳酸菌シロタ株を摂取することで腸内環境が改善でき、腸内有害性産物が抑制されると考えられます。

下痢や便秘の改善

便秘の被験者乳酸菌シロタ株を投与する臨床試験で、便秘の被験者の多くに改善が見られました。この結果により、乳酸菌シロタ株を摂取することで便秘や下痢などの改善に期待できることがわかっています。

その他の臨床結果

研究機関の臨床試験によると、乳酸菌シロタ株を摂取することによって、大腸がんや膀胱がん、乳がんを発症するリスクが軽減することが確認されています。また、小児急性下痢症や風邪(かぜ)、ノロウイルスが関与する感染性胃腸炎などにも症状の緩和や発症率の低減効果が示されており、予防医学においてもさまざまな期待がよせられています。

乳酸菌シロタ株の摂取方法

さまざまな菌が存在する腸内ですが、健康な状態では有用菌と有害菌のバランスが保たれています。しかし、かたよった食生活やストレスなどが原因で、そのバランスが崩れてしまい、そのままの状態が続くことで有用菌が減少し身体の不調につながります。体調不良を予防するためには、日常的に腸内環境を整えることが大切です。

乳酸菌シロタ株は、乳酸菌飲料やヨーグルトなどに配合されています。成分一覧などを確認して購入しましょう。そして、乳酸菌シロタ株で腸内環境を整え、健康維持のために、毎日摂取することをおすすめします。

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